指導員の思い
「春の彼岸は私たちの生命線」
「日本全国へご先祖様に供える花を届ける責任」
沖縄も25年ぶりの寒気で
生産者もいつもとは違う緊張感の中、クライマックスに向けて準備を着々と進めていました。
3月11日
今もって信じがたい「東北地方太平洋沖地震」。
販売ピークを境に相場は急落し、出荷調整や停止を余儀なくされ
畑では行き場を失った花が満開になりました。
暴落の状況を理解しながらも
花を放棄しなければならないやるせなさや
「1ケースでも多く出荷したい」と願う生産者の心情は、
日々の巡回のなかで私たち指導に携わる者にも強く伝わってきます。
1日も早く人々の心に平安が訪れ、
出来なかった墓参りに花を携えて行っていただけるよう
私たちも強く頑張っていきたいと思います。
全国のお彼岸を彩る予定だった花々は今、満開にきれいに咲き誇っています。
来年はこの花を、無事に皆様にお届けできるよう願っています。