全国のお盆需要 消費はどうだったのでしょう?
市場は今年のお盆商戦、販売状況はどうだったのでしょう・・・?
市場調査しました。
1.たいへん良かった
2.普通(まあまあ良かった)
3.良くなかった
結果は「まあまあ良かった」とお答えした市場が多数でした。
昨年の品薄常態に比べると荷物は国産、輸入品でそこそこ集まり、しっかり納品ができた印象である。
暑さの影響から開花遅れ、降雨等で品質低下した荷物も多かったようだが、特に影響するほどの問題はなかった。
大菊・・・
国産の品質は、切り前、葉の状態は概ね問題なし。
品種によって多少ばらつきあり。
露地商品は降雨の影響で葉の状態が良くなかった。
秀品率が低かった。
輸入品は個人差あり、切り前のばらつき、葉痛みが多かったなど。
小菊・・・
昨年の遅れはなかったが、やや後半型だった。
遅れたものは花が咲かない、水上がりの問題も一部あった。
スプレーマム・・・
品質は国産は良好、輸入品は葉痛み等あったが概ね問題はなかった。
絶対量少なく欠品も一部あった。
注文について・・・
量販、小売からも昨年並みの注文。
高値、安値ではなかったが、まずまずの販売ができた。
欠品もみられたが概ね順調に納品できた。
大崩れなし。
遅れたものは安値となった。
組合から菊類の出荷はなかったが、市場調査での結果は昨年並みに販売ができたと快く受け止めたいと思います。
お墓参りにご先祖さまへお花をお供えする行事は、日本特有の文化であり、これからも大切に継承されていくものです。
消費が動いたことは、産地も喜ぶべきところ、また生産者もお花作りに希望が持て、さらに活力みなぎることでしょう。
うれしい限りです。
冬季の責任産地として、改めて誠心誠意、心込めた太陽の“お花”を日本全国へお届けしていきたいと思います。
秋のお彼岸商戦は追って発信していきます。
販売部 山城