PT.トランスプランツインドネシアここにあり!

今年は例年に増して世界各地の異常気象を伝えるニュースが多いと思います。大雨、洪水はもとより干ばつによる小麦不足、全国各地で35度を超す猛暑。
そして台風。
沖縄本島では4年ぶりの台風上陸。
いつもの台風なら百戦錬磨の沖縄県民にしてみれば完全防御の心構えと対策で難なくやり
過ごせたはず・・。
しかし、北部地域を直撃した台風7号は、エリアは小さいものの強い風でハウスや木々、
電柱などをなぎ倒し、長時間にわたり停電をきたしました。農家や集荷所の冷蔵庫が止まり、
保管していたキク苗などが被害に遭いました。
また、台風11号は八重山地区に直撃して露地の葉物に大きな被害をもたらしました。
長雨による本畑の準備も遅れる中、猛暑が続いて親株にもダメージが残るところにこの相
次ぐ台風。「たまったもんじゃない!」というのが実感です。

北部を中心に苗不足がおこり、購買部に問い合わせが殺到しました。

この非常事態に、PT.トランスプランツインドネシアではイスラム教の行事である断食
(ラマダン)を終え、本来ならお祭り騒ぎのところ、「沖縄を助けるんだ!」と出来る限り
の穂木と発根苗を供給することを使命に、スタッフ一丸となって頑張ってくれました。
準備した10月供給の苗につきましてはすべて供給しました。
しかしながらそれでも、問い合わせのあったすべての農家の要望に応えられずお断りしたり、
希望品種、本数不足などがあり、すべての注文に応えられなかったのが残念です。

しかし、その後の植え付け調査ではほぼ計画通りということで、年末出荷は全国の市場の
期待にこたえられるよう、全力を挙げて頑張っていきます。

いつにも増して太陽の花が期待されています。力を合わせて頑張りましょう!!
                                                                                            購買部 苗担当

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