平成22年、沖縄北部活性化特別振興事業で、伊江村が事業主体となり「伊江村花き選別施設整備事業」が進められています。
「太陽の花」伊江島集荷所のすぐ隣、約455坪の敷地に「共同選花施設(冷蔵庫含む)」を建設し、実に7台もの「選別用花ロボット」を設置し、生産性を向上させるとともに、生産者の労力を軽減することを目的とした事業です。
伊江村において輪ギクは、農業生産作物として出荷額が最も多い、重要な振興作物として位置づけられております。
しかし近年は、収穫から選別・出荷作業等の労働力の不足、また生産者の高齢化により、規模拡大が厳しい状況となっています。
これらの問題を改善するため、「共同選花施設」を利用して、農作業の省力化を図り、新たに生まれる余剰労力を活用した、経営規模の拡大と品質の向上、生産性の向上を進め、若い生産者の育成や、農家所得の向上といった基盤の強い花き産地を目指します。