九州輪ギクサミットは、毎年、九州各県の生産者団体が中心となって持ち回りで開催されています。今回は、沖縄県恩納村のホテルにおいて平成23年11月29日〜30日に県内外から約150人の輪ギク生産者・関係者が一堂に会し開催されました。九州地区の輪ギクの生産は、全国の3分の1をしめている中、国内の輪ギクも輸入品の増大により、価格の低迷が国内生産者にとって脅威となってきています。このような国際化に対応するため、各県の取組や情報交換を通して生産意欲の高揚、栽培技術の研鑽を図り、キク有数の産地としての地位をさらに強固なものにするためにも、国内産地連携を図り、これらの動きに対する将来的な対応などを考える良い機会となりました。