いざ!春のお彼岸 販売体制♪
投稿日時 2013-03-01 18:29:33 | カテゴリ: 市場・花店様へのお知らせ
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3月のお彼岸を迎えるにあたり「太陽の花」の出荷計画及び作柄状況をお伝え致します。
3月彼岸期の出荷計画は、キク全体で248,000箱(1箱/200本入り)前年対比106.8%となっています。当初、台風の影響を受けた圃場が植え替えられ2月〜3月のキク類は、多くなるのでは、との情報がありましたが消灯調査に於いてはさして多くなっていません。
出荷量が多いと「良い物でないと売れない!」との生産者の意識が働き、整枝の徹底を図り、品質の向上に向けて取り組んだ結果、3月の出荷予定数量は、震災前の平成22年度並(菊類出荷実績248,600箱)であります。また、草丈が確保できない圃場に至っては、4月へ計画変更するという事もありました。
大菊は、全体で66,000箱(前年比100%)白大19,000箱(前年対比123%)黄大38,000箱(前年対比94%)赤大9,000箱(前々年対比90%)となっております。 大ギクの色バランスは、白大28%、黄大57%、赤大14%となっております。 主力である黄大は「太陽の響」(咲くほどに黄色が冴え、濃緑色の葉は日持ち抜群の品種です)と「精興の秋」が中心です。 白大は「精興の誠・白粋」で、赤大は主力品種の「花秀芳」とオリジナル品種の「太陽の灯」です。全体で前年並みの計画となっています。
小菊は全体で162,000箱(前年対比106%)となり生産増となっています。 白小55,000箱(前年対比112%)黄小61,000箱(前年対比110%)赤小46,000箱(前年対比94%)となっております。小菊の色バランスは、市場要望に合わせて、組合全体で作付け前から取組んでおり、白小34%、黄小37%、赤小29%となっております。
小菊の品種は白小が組合育成品種の「つばさ」、黄小は「太陽の金華・秋芳・太陽のかりゆし・金秀」となっています。特に「太陽の金華」は組合育成品種であり、小輪の花型で 花色は濃黄、枝ぶりの綺麗なボリュームある品種です。 赤小は「太陽の南奈・沖の乙女・沖の紅寿・芳香」です。組合育成品種の「太陽の南奈」は花色が真紅で濃く、花弁は立ち弁の花形がくずれにくい花で、枝ぶりの綺麗なボリュームのある品種です。
スプレーマムは全体で20,000箱(前年対比152%)となっております。 内訳は、ピンク色が8,000箱、赤色3,000箱、黄色5,000箱、白色1,000箱、オレンジ色2,000箱です。品種の94%が組合育成品種となっています。 ピンク色は「ウリズン・マオ」赤色は「ウリズンチェリー・ウリズンレッド」黄色は「テラ」白色は「シルキー・マライカ」オレンジ色は「ウリズンオレンジ・マオオレンジ」など、組合オリジナル品種が中心となります。
3月は菊類が中心となりますが、菊以外の出荷品目、ドラセナ類(青ドラ・インディアーナ・ジョニーノーブル他)アレカヤシ・モンステラ・デンファレ・ヘルコニア(小輪系アンドロメダ)などの出荷も有りますのでよろしくお願いします。
<作柄状況> 作柄は順調です、消灯日にあたる1月の最低平均気温は、名護観測所で13.3℃となっており、平年並みで、順調に花芽ステージは進んでいます。 2月に入り気温も平年値より高く、日射量も多く順調な生育状況となっております。 彼岸出荷の要望の強いセリ日に合わせた出荷になる見込みです。
また輸送体制についても、船便・定期航空便に加え、臨時便4機(ANA4機)をフル活用し、万全を期して参ります。 2日〜14日にかけては昼夜問わずフル稼働で、この彼岸期の需要に応えていきます。
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